マカフィー砲
最近はあまり聞かなくなりましたが、仮想通貨バブルのころにはマカフィー砲という言葉がありました。
これはあの世界的アンチウィルスソフトの開発者であるジョン・マカフィーが仮想通貨イチオシ銘柄をツイートし、その度該当銘柄の大暴騰を引き起こしていたことからそう呼ばれていました。
今は米証券取引員会から注意されツイートは控えているようです。
しかし、星の数ほどある似たり寄ったりの仮想通貨の中から大成する銘柄を見極めるのは困難であり、ばくちのようなものです。
そもそも、没落していく運命にある仮想通貨はマイナスサムゲームであり日々のボラティリティで利ザヤを稼ぐしかなくこのように大金を持っている人物でさえインサイダーのようなマネをして情弱から大量に金をかき集めているのです。
少し考えればわかることなのですが、これで一番儲かるのはジョン・マカフィー及び関係者でツイッターからノコノコとやってきたイナゴは養分とされるのがオチです。
それなのに、幾度にもわたるマカフィー砲に懲りず乗っかり損している投資家はもはやバカとしか言いようがありません。
加えてマカフィーは仮想通貨プロダクトの宣伝ツイート1件あたり約1000万円を要求しており、つまりマカフィーがおすすめする銘柄でもなんでもないのです。
こんなジジイに振り回される仮想通貨市場は非常に脆弱で全財産を投じるなど言語同断な行為だとわかると思います。
そもそも、このジジイは脱税で米政府から逃げ回ってる男で信頼するに値する人間ではないのです。
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マカフィー銘柄の末路
マカフィー砲を食らった銘柄はどれも悲惨な末路を迎えています。
Burst
ReddCoin
Humaniq
DigiByte
なにひとつとして成功に終わった銘柄はなく、バブル崩壊し全銘柄がクソと化しているにしてもこれらの銘柄は紙くずに近くマカフィーしか得していない。
そしてマカフィーは最近「ビットコインは100万ドルに達する」とツイートしたことでまたもや注目を浴びました。
People are waking up to the fact that Bitcoin will be $1,000 000. But when? "Someday". "Maybe 5 years". "WIthin a decade". I'm the only one giving you a hard date: Dec 31st, 2020.https://t.co/rst3BcypFz"will-be-1-million-someday-says-jesse-lund-vp-of-blokchain-at-ibm.html
— John McAfee (@officialmcafee) February 22, 2019
しかも日時まで指定しており、どうやら2019年12月31日だとのこと。
また大量に仕込んでいるとしか思えないのですが、仮想通貨クラスタはこんなものを信じて投資していると考えると哀れで涙が出てきます。
そしてマカフィーはビットコインデビットカードの作成も進めているとか。
このジジイは情弱から金を巻き上げることしか考えてなく、脱税者。もはや世界的セキュリティソフトを作った偉業は薄汚れてしまったように思える。