nakayoshi_cats_couple

意外とやっかいな害虫

ノミは吸血する傾向があり、最初は数匹と少数でも繁殖力が高いため、人間にも被害が及んでくる害虫になりますので、見つけ次第、駆除する必要があります。

ノミについて調べてみましょう。

大まかに注意しておきたいノミは2種類

色々な種類のノミがいますが、一般家庭で問題となるノミは大体2種類です。

・3mmぐらいの大きさのイヌノミ
・2mmぐらいの大きさのネコノミ

主に犬や猫、鳥などに寄生して血を吸っています。

今ではどちらかというとネコノミの方が犬猫に寄生して割合的に多い傾向があります。

主に外を出入りしている犬猫、そして外から犬猫を保護した際に家に入り込むきっかけが考えられ、犬や猫など、体温がある動物を宿主として寄生し、吸血、繁殖をしていきます。

スポンサードリンク

吸血による被害

ノミの被害としてまずあげられるのが吸血による被害になります。

ノミは足の跳躍力が優れていて30㎝から40㎝ぐらい飛びます。

そのため、このぐらいの高さに当てはまる箇所で吸血される可能性があります。

動物が出す二酸化炭素、熱、光、音などを元に吸血するターゲットを選んでいきます。

吸血する際には蚊のように短い時間ではなく20分近く吸っています。

外を出入りしているペットの犬や猫の場合、全身に吸血被害のリスクがあり、刺された箇所は強いかゆみが伴います。

例として猫にノミがいてかゆがっている場合、ノミ駆除自体はしたとしても1か月ぐらいはかゆがって掻いてしまう事があるぐらいです。

人間の場合、ノミの跳躍力から考えてひざから下の部分が刺されやすくなります。

何か所も刺される傾向があり、刺された箇所は赤くなり、激しいかゆみが襲ってきます。

もしノミに刺されたという場合、通常の虫刺され用の市販薬などを使っても効き目がないという事が多いので、皮膚科に行ってかゆみ止めの薬(飲み薬、塗り薬)をもらって使用した方が良いです。

処方してもらう薬は一般的にアレルギー薬やステロイド系が多いようです。

早い繁殖力

ノミを見かけたら早めに駆除をした方が良い理由の一つに繁殖ペースが速いという点があります。

ノミは吸血などをしてから2日ほどで約30個ほどの卵を犬や猫の体に産み付けます。

卵は犬猫の体温では適温より高いので体から床などに落ちてから2日ほどで孵化し、幼虫になります。

幼虫はほこりやフケなどをエサにする特徴があります。

1週間ほどでさなぎになり、更に2週間ほどしてから成虫になります。

この様に短いサイクルで成虫になり、新たに成虫になったノミがまた吸血して卵を産むという繰り返しになり、途中で駆除してもしばらくして残っていた卵がまた孵化するといった具合に一度繁殖してしまうと駆除に時間がかかる害虫です。
また、ノミの成虫自体は2か月ほどの寿命ですが、犬猫に寄生している間、吸血して2日以内に産卵というサイクルと繰り返す可能性もあるのです。

また、33度ぐらいの気温はノミにとって繁殖しやすい環境になりますので夏の時期には更に増えやすい時期になります。

色々な方法を併用する

ノミの駆除に関しては一つだけでは効果があるというものがありませんのでいくつか併用します。

イヌ、ネコにノミがついた場合の対策

まず、ペットの犬猫に関してです。

犬猫の場合は2つあります。

・ノミ取りシャンプーで洗う(水没して死にます)
・レボリューションやフロントラインなど、体につける薬を利用して体内のノミを死滅させる(駆除後も定期的に使うと予防になります)

シャンプーの場合、徐々に体を濡らしたりしているうちにノミが他の場所に逃げる可能性がありますので手早く濡らしてから洗って下さい。

また、しっかりと湯船につけてノミが水死させた方が良いので、猫の場合、暴れてしっかりと駆除しきれない可能性があります。

そのため、レボリューションなどの体につけるタイプの薬を使用した方がレボリューションの場合は24時間後、フロントラインの場合は48時間後にしっかりと効果が出ます。

動物病院で処方してもらって下さい。

ただ、ノミは環境の条件によっては再発する可能性が大ですから、ご自宅にノミ用シャンプーを一つ用意しておくといいかもしれません。

一般的なノミの対策

家の中で繁殖したノミについては一般的な駆除方法もご紹介します。

・ノミホイホイタイプの商品 置いておくタイプ
・見かけたノミはコロコロやガムテープでつけて捕る
・布団には布団乾燥機を使って高温処理

などがあります。

まず、幼虫などが増えやすい環境となりますので、ほこりがたまっているような場所があったらしっかりと掃除しましょう。

ノミの成虫をコロコロやガムテープで捕まえる場合、注意点があります。

まず、なぜ粘着性のもので捕まえるかという理由についてですが、つぶして退治すると、つぶした時に卵が飛び散ってしまい駆除しきれないという問題点があるからです。

つぶさずに捕獲するという方法になります。

捕まえたノミがついているテープやコロコロの粘着紙はまだノミが生きている状態なので必ず捨てる前に熱処理をして下さい。

粘着紙やテープごとすぐにテープごと燃やして処分するか、熱湯に20分ほどつけておくなどしてノミをしっかりと退治しておかないと卵を産んで繁殖してしまいます。

死滅できない場合も・・・

これらの方法で徐々に減らす事は可能ですが、繁殖ペースの都合で完全に駆除しきれない事が多いです。

市販ではノミ専用の駆除剤などが販売されています。

燻煙タイプですが、足で踏みつけるスプレータイプや従来の水を使うバルサンタイプもあります。
ただ、この方法でも完全に駆除できず、思うように効果を実感できなかったという意見も見かけますので、繰り返し使う事になる可能性が高いです。
ノミの場合、駆除したと思っても数日後に再び残っていた卵、サナギが成長して再び見かけるようになってしまいます。

完全な駆除が難しい為、自力での駆除が追い付かないという場合は早めに害虫駆除業者への依頼も検討したほうが良いでしょう。